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発音レッスンレビュー

基本の R/アメリカ英語発音フレーズ/Five Little Monkeys (2020.03.14 / FSW中野)

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*** Let’s review! *** 2020/03/14

今回は 基本の R/アメリカ英語発音フレーズ/Five Little Monkeys をやりましたね。
Rにも様々な応用があります。その基本となる大事な【基本のR】しっかり身につけましょう。

【基本のr】
1. 前⻭指1本分入るくらい口の中の空間を開けます。
2. 喉を楽に開けてお腹から太く安定した“ア〜”を出します。この時少し⻑めに出してみてください。最初から最後まで同じ音質で楽に出るようにしましょう。
3. 一旦声はストップし、舌の位置を練習します。口を開けたまま舌を引っ込めて、両端を上の⻭につけて下さい。位置は真ん中より後ろくらいです。奥に行き過ぎないように注意して下さい。
4. 3の状態で2の“ア〜”を出します。この時唇は少しアヒル口のように両端を寄せて口の形を安定させ発声を支えます。
声を出すと体が自然に反応して舌が上向きになり(両端は上の⻭に付いています)、前から見るといわゆる巻き舌のように見えます。これが口の中にホールのような空間を作りそこでrの音が響くわけです。
5. 注意して欲しいのは、このホールをつくろうとして無理やり巻き舌を作ったり、舌先に力を入れて尖ってしまったりしないことです。力は基本的に舌の両端を上の⻭につけておく最小限の力しか入りません。あくまでも体の反応
を利用した舌先の尖らない自然な巻き舌状態です。
力み過ぎたり舌の位置が奥に行き過ぎると出にくいので、位置をちょっとずらしながら調整してみてください。
これが【基本のR】です。

● 基本のRを使ってAmerican accentでいくつかフレーズの練習をしましたね。
a glass of water / see you later / Los Angeles International Airport
[t]の音の前後が母音で挟まれた時はフラップ音といって[t]が[l]もしくは[d](に近い音)に変化します。
※ただし、attend[əte’nd]やItalian[itæ’ljən]のように[t]直後の母音にアクセントがある時は、フラップ[t]は起こりません。

●最後に英語のリズム練習もしましたね。 [ Five Little Monkeys ](rhyme) 拍に合わせてリズムよく練習しましょう。 途中、スピードに乗って音同士を繋げて発音しないと拍に収まらないと思いますが、リズム良くするためには必要不可欠ですので、頑張りましょう♪慣れてきたら発音にも気をつけて下さいね。(^^)

Hard work always pays off!

Yoshimi

発音レッスンレビュー

law – low (2020.03.08 / FSW中野)

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*** Let’s review! *** 2020/03/08

今回は law[lɔ:] – low[lou] をやりましたね。
カタカナ英語で言うと両方とも“ロー”“ロー”ですね。
スペルの傾向でどちらの音になるのか大まかに見当がつくので、正しい音で発音できるように頑張りましょうね。
それぞれの音のポイントを見て行きましょう。

1 law[lɔ:]
口を少し縦に開ける感じで『ア』の口で『オ』を言うイメージ。口は開けっ放し。
口の両端に少し力が入っても大丈夫ですが、発声している時に口幅を寄せたり口を閉じるような動きをすると二重母音の[ou]と勘違いされるので気をつけましょう。声を出したら口の大きさは変えず動かさないのがコツです。

2 low[lou]
あえて日本語で言ってしまうと母音は『オウ』という二重母音になります。
口を楽に開けて(前⻭は指1本分開けて。舌外れない)で唇を閉じずに開けっぱなしでまずは『オ』を言います。口角をうまく使って調整して(あひる口を作る時に少し口角に力が入る感じをイメージ)お腹からしっかり『オ』を出します。出し続けながら徐々に口を口笛を吹くときのようにすぼめます。(口角を寄せます。)口の形が変化(開→閉)することによって音が変わり『オウ』という二重母音になります。

☆ どちらの音も舌の位置は外れないように前の方(下の⻭の内側(付け根)の所)にリラックスして置いておきましょう。「舌は外れない」大事です。
1 [ɔ:] の方のスペルの傾向は、aw, ught, a などが多いです。
2 [ou] の方のスペルの傾向は、ow, oa, o などが多いです。

あくまでも傾向ですので、これに当てはまらない単語もありますので注意してくださいね。
面白いもので、数をこなしていくとなんとなくわかるようになるものです。
あまり深刻に考えず、気楽に取り組んでください!

継続は力なり!

Yoshimi

発音レッスンレビュー

pen – pan (2020.03.01 / FSW中野)

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*** Let’s review! *** 2020/03/01 @ Nakano

今回のグループレッスンでは、
似てるけど違いますよ〜 pen – pan をやりましたね。

bed-bad, men-man, shell-shall など色々ありますね。

前者はいわゆる「エ」の音。後者はよく言う「ア」と「エ」の中間音です。
音の⻑さ的にも一緒なので、音色で違いをつけるしかありません。
前者の「エ」は、はっきり「エ」をイメージして発音すればまず間違いありません。
舌が外れないように気をつけましょう。
後者の中間音は、口角を横に引いた「エ」の口を開けながら「ア」を言うイメージです。
舌の後ろの方がフラット ”平ら” になるイメージです。
最初は小さめに口を開け、発声しながら顎を下げ口を開けながら発音しましょう。「ア」と「エ」をうまくブレンドして丁度良い中間音になるようにしてください。
どちらの音も舌が外れないのは鉄則です。外れやすい人は、舌先で下前⻭の付け根を触って発音するといいと思います。
喉を締め付けがちになるので、なるべく喉の下の方で発声するイメージでいきましょう。
苦しくなった時は力が入り過ぎているのでリラックスしましょう。
慣れてきたら短い文章からじっくりと向き合って、まずは一つの文章を完璧にするつもりで練習するといいと思います。

継続は力なり!
Yoshimi